豚ハツとは、心臓のこと。
英語の「Hearts(ハーツ)」から「ハツ」と呼ばれるようになりました。
いろんな名前がついているお肉のなかでも覚えやすいですね。
ホルモンの中でも、一頭からわずか約200~300gしか取れず、牛ハツに比べるとかなり小さいです。
豚ハツの味は?
一番の特徴はコリコリした独特な食感とあっさりした味わいが特徴。
筋繊維が細かく、歯ごたえをしっかり感じられますよ。
牛ハツと比べると、よりあっさりでクセのない味わい。
脂肪分が少なく、色は鮮やかな赤色。
くさみが少ないので、ホルモン初心者さんにも食べやすい部位です。
味もヘルシーで、歯切れのいい食感なので幅広い年代に好まれています。
ハツの栄養とカロリー
生の豚ハツ、100gあたりのカロリーと栄養は以下の通りです。
・カロリー…118kcal
・カリウム…270mg
・リン…170mg
・ビタミンB12…2.5μg
・鉄…3.5mg
・葉酸…5μg
鉄分、ミネラルやビタミンが豊富に含まれています。
免疫力の向上や疲労回復の効果があるため、特に女性にも人気です。
レバーは苦手だけど、ハツなら食べられるという方も多く、1日に必要な摂取量を満たせます。
豚ハツはダイエットに最適
例えばレバーは約7.4g、ハラミは約0.3g
ミノは0g、ハツは100g当たり約0.2g
ほとんどの糖質量が0gです。
ハツは糖質量が少ないので、ダイエットに最適でもあります。
ハツとレバーの違い
「ハツ(心臓)」と「レバー(肝臓)」を合わせて「肝」として売られていることが多いです。
肝はハツとレバーに切り分けて、それぞれに下処理をします。
ハツもレバーもよく水洗いをして血の部分を流し、処理したレバーは氷水につけておくと、くさみを抜くことができます。
豚ハツのおすすめの食べ方
豚ハツを簡単おいしく味わえるのはやっぱり焼肉!
ほどよい厚みがあるので、塩・コショウだけでもステーキのようになりますよ。
ただし、焼きすぎには注意しましょう。
焼きすぎると水分が抜けてかたくなってしまうため、新鮮な牛ハツを焼く場合は表面こんがり、真ん中はほんのり赤くてもOKです。